地域福祉

五城目町地域福祉活動計画
[ごじょうめ愛プラン]

町民のみさまへ

本協議会では、2019年度から5ヶ年の「地域福祉活動計画」を策定いたしました。その概要をお届けします。

この計画は、町民の誰もが「ふれ愛・ささえ愛・たすけ愛」をキャッチフレーズに、住み慣れた地域でいきいきと暮らせる福祉のまちづくりをめざし、 3つの基本方針のもと行政・関係機関等と連携・協働して諸施策の取組みを強化してまいります。

町民の一層のご理解とお力添えをお願いいたします。

概要

計画策定の背景

人口の減少、核家族化や扶養意識等の変化により、家族構成・地域機能が衰退するなど、高齢者や障害者、及び子供を取り巻く環境は大きく変化している中で、さまざまな社会福祉問題を生み出してきつつあります。

高齢化の進行の中で、特に75歳以上の高齢者、いわゆる後期高齢者の大幅な増加が見込まれ、日常生活に支障をきたし、何らかの介護や援護を必要とする高齢者が増加していくものと考えられます。

地域で暮らす誰もが住み慣れた地域で安全に安心して暮らしていける地域社会の構築が求められており、住民参画による「地域福祉の推進」を図るこ とが重要な課題となっています。

計画の期間

2019年度(平成31年度 )から2023年度 目標年次とする第3期5ヶ年計画とします。

経営理念

生活の拠点である地域を、住民主体・住民参画の理念のもと、地域で暮らす誰もが安心して暮らせる地域まち づくりを目指して、ふれ愛・ささえ愛・たすけ愛をキャッチフレーズに

全職員の物心両面における幸福を追求すると同時に人類、社会の進歩発展に貢献すること

を経営理念とする。

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基本方針目標事業項目
【基本方針1】
福祉のまちづくりに向けた
協働活動の強化
1.地域支え合いの取組強化① 地域支え合い仕組みづくり
② 除雪機、物品、送迎車両貸出
③ 地域福祉トータルケア
④ 福祉員の活動強化
⑤ 生活支援コーディネーター
⑥ 福祉関係団体の育成
2. 福祉の啓発① 社会福祉大会
② 学校福祉教育
3. ボランティア活動の促進① ボランティアの養成
② ボランティアの活動支援
4. 防災体制の強化① 災害ボランティアセンターの運営
② 赤十字防災事業への協力
【基本方針2】
福祉サービスの推進と
相談支援体制の強化
1.高齢者、障害者の生活、
生きがい支援
① ひとり暮らし高齢者交流会
② ミニデイサービス
③ おむつ費用助成
④ 家族介護支援対策
⑤ 給食サービス
⑥ ふれあいサロン
⑦ 屋内ゲートボール場の運営
2.介護保険、医療保険、
障害福祉サービスの
適正な提供
① 居宅介護支援
② 訪問介護
③ 障害者総合支援
④ 輸送サービス
⑤ 障害者移動支援
⑥ 訪問看護
⑦ 一般介護予防
3.低所得者世帯の更生援護① 生活福祉資金貸付
② たすけあい資金貸付
4.相談体制の整備① 福祉サービスの苦情対策
② 健康相談
③ 総合相談体制整備(心配ごと相談所)
5.高齢者等の権利擁護① 日常生活自立支援
6.子育て支援① 子育て世帯支援
【基本方針3】
経営基盤、組織の強化
1.法人運営の基盤強化と
財源確保
① 会員の拡大による会費増収
② 共同募金委員会への協力
③ 赤十字会費への協力
④ 社会福祉基金運用管理
2.適正な運営と職員資質向上① 理事会、評議員会、委員会の適正開催
② 行政機関との協議
③ 統治機構の強化、法令遵守
④ 職員研修の受講
⑤ 役職員研修
⑥ 地域福祉活動計画の策定、見直し
3.広報活動の充実① 広報の発行
② ウェブサイト開設

計画の進行管理

計画を着実に推進し、目標の実現を図るため、次の取組を行います。

①計画を踏まえて事業を実施します。
②町からの受託事業、補助事業の調整を図ります。
③毎年度、事業の達成度を評価、検証します。
④社会情勢の変化や今後新たに生じる地域生活課題に対応するため、3年目に計画の見直しを行います。

地域福祉を取り巻く環境の変化

地域社会の変化

◇人口構造の変化
(少子化・高齢化・人口減少)

◇住民の働き方の変化
(就労人口の減少、共働き世帯の増加)

◇家族形態の変化
(核家族化、高齢者の独居化)

◇複雑化・多様化する地域生活課題
(ひきこもり、就労や家族の問題でのつまずき等)